ワイナリー・オブ・ザ・イヤーはヴァイス・ヴィンヤーズ
キャシー・ホークル知事は7月17日（NY現地時間）に、ニューヨークのワイン業界の最高峰を紹介するコンクール、第38回ニューヨークワイン・クラシックの受賞者を発表しました。
ワイナリー・オブ・ザ・イヤーに輝いたフィンガー・レイクスのヴァイス・ヴィンヤーズの 2018 Riesling Ice Wine は最優秀デザートワインと州知事杯を受賞しました。
ホークル知事は「ニューヨーク州は、高品質でユニークなブドウ品種のワインを生産し、業界のリーダーとして際立った存在であり続ける、世界トップクラスのワイン産地です。ニューヨークワイン・クラシックは、ニューヨーク州のワインとブドウ産業の最高峰を称えるものであり、地元農家とワイナリーの革新、成長、成功を支援できることを誇りに思います。ヴァイス・ヴィンヤーズの受賞と、コンペティションに参加したすべてのワイナリーを祝福します」とのコメントを寄せました。
ニューヨークワイン&グレープ財団（NYWGF）が主催するニューヨークワイン・クラシックは、ニューヨーク州内の生産者によるワールド・クラスのワインの多様なセレクションを称えるものです。知事杯はニューヨークワイン・クラシックにおける最も栄誉ある賞であり、ワイナリー・オブ・ザ・イヤーは、エントリー数に対する受賞の度合いと数に基づき、総合的に最も優れたワイナリーに贈られます。
本コンペティションの審査については、ビバレッジ・テスティング・インスティテュート（Beverage Testing Institute 以下BTI）と提携して4年目となります。BTIのパネルは、飲料ディレクター、ソムリエ、トップ・バーテンダー、小売バイヤー、エデュケーターを含む熟練の専門家によって構成されています。
2024年ニューヨークワイン・クラシックの授賞式は、“The SOMM Journal”の東海岸エディターであり、“Wine with Wanda”の創設者でもあるワンダ・マン（Wanda Mann）を司会に招き、7月17日にオンライン開催されました。
知事杯とワイナリー・オブ・ザ・イヤーの受賞に加え、ヴァイス・ヴィンヤーズは以下の賞を受賞しました：
ニューヨークワイン＆グレープ財団のエグゼクティブ・ディレクターであるサミュエル・フィラーは次のように述べました。
「ワイン愛好家や業界関係者の皆さまには毎年、ニューヨークワイン・クラシックの結果を心待ちにしていただいています。本コンペティションは、州内で生産されている素晴らしいワインにスポットライトを当てることで、テロワールの特徴と、生産者の献身と情熱を紹介するイベントです。
ヴァイス・ヴィンヤーズのオーナー兼ワインメーカーであるピーター・ヴァイス氏の喜びのコメントは以下の通り：「知事杯を受賞できたことは大変光栄です。2018 Riesling Ice Wine に費やした努力が報われたのは特に嬉しく思います。リースリングとアイスワインは我々の中でも特別なワインであり、数ある素晴らしいニューヨークワインの中で認められたことに感激しています。また、 2度目となるワイナリー・オブ・ザ・イヤー受賞に興奮を抑えられません。ニューヨークの生産者仲間の中で認められたことは、本当に光栄なことです。この賞は、当ワイナリーのチーム全員の努力の集大成であり、感謝の気持ちを込めて大きなエールを送りたいと思います。Zum Wohl!（ツム・ヴォール：ドイツ語で乾杯の意味）」
ニューヨークワイン・クラシックの「ベスト・イン・カテゴリー」受賞者は以下の通り；
最優秀スパークリングワインDamiani Wine Cellars 2017 Brut Méthode Champenoise, Finger Lakes
最優秀白ワインDr. Konstantin Frank 2022 Reserve, Riesling, Finger Lakes
最優秀ピンクワインFulkerson 2023 Estate Rosé, Syrah, Seneca Lake, Finger Lakes
最優秀赤ワインRaphael 2019 Reserve, Cabernet Franc, North Fork, Long Island
最優秀デザートワインWeis Vineyard 2018 Ice Wine, Riesling, Finger Lakes
最優秀スペシャルティワインEarle Estates Apple Enchantment Semi-Sweet Apple Wine, Finger Lakes
今年のニューヨークワイン・クラシックには、州内の92のワイナリーから715のエントリーがありました。プラチナ2個、ゴールド190個、シルバー397個、ブロンズ116個のメダルが授与されました。
ホークル州知事は就任以来、ニューヨークのクラフト飲料業界を支援し、規制改革や画期的な取り組みを通じて前例のない成長への道を切り開いてきました。現在、州内には428の農園ワイナリーを含む513のワイナリーが認可されています。
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